dkrqr’s blog

僕がつくったものとやったこと考えたことの記録

生活リズムの改善

今日カウンセリングルームのzoom面談をした。 いまさら書くようなことでもないが,

  • 自分の所属するコミュニティと一切関係がない
  • 自分の話を親身に聞いてくれることが保証されている
  • 人の話を聞く技術がある

人はなかなか周りにいない。(だからカウンセラーという職業が成り立つんですが) 僕にとって1つ目は特に重要だった。 というのは,いつかTwitterに書いた気がするが,所属コミュニティによって出している情報が異なる *1 ことに原因がある。 相談相手が知り合いの場合,話しているときに公開範囲を超えた情報を言わないといけなくなってしまったら,その情報がその人が所属するコミュニティに知られる可能性を考慮して発言しなければならなくなる。 相談しているんだから適切なアドバイスをもらうために情報は全部出した方がいいはずだけど,相談中にいちいちそういうことを考えるのは面倒だ。 全部の情報を出していいと思っている友達がいないわけではないけれど,そういう人と話すなら楽しい話題の方がいい。

相談内容は「研究のやる気が全く出ないこと」。 今年の4月からの僕の状況を話して,悩んでいることを伝えた。 コロナとかもあって研究室の状況がどうも僕にあってなさそうだし, そもそも研究内容への興味が進学を決めた時点よりも下がっているよねというのを指摘され, 僕がこれから(自力で)研究のやる気を出すのはそれなりに難しいのでは?という話になった。 修士取ったあと進学せずに就職するなら無理をして卒業する必要がないかもしれないと思うという話もされた。 確かにそうかもしれない。職種にもよるやろうけど。

研究以外の気が向いたこと(プログラミングとか門松とかお出かけとか)は普通にできているので,研究にその「気」がむいたらいいなぁというな話もした。 気の向いたことができるのは良いことやねって褒め?られた。 「気」が無くなったら何もできなくなる(これはおそらくうつ状態)けど,今「気」が向いたことをいろいろできているならそれは続けたほうがいい。 でもその「気」を研究に向かせるのは多分難しくて,やり始めるのに必要な「気」の量が足りていない。 普段の生活リズムとかご飯をちゃんと食べるとかそういうところから改善していけばそういう「気」が向いていくのではないかという話をされた。 生活リズムの改善は皮膚科でも言われているし本当にやらないとなぁと思いつつ,寮でそれを実行するのは難しい。 談話室にいたらついつい夜更かししてしまうし,夜更かしした日は昼寮食の放送を目覚まし代わりにせざるを得ない。

それでも入ったからには卒業したいなぁという素朴な気持ちを伝えると,そうよねぇという感じで,指導教官に相談することをお勧めされた。 ぼくもやっぱそうするしかないよねぇとなってしまった。 あとは就活をがっつりやって就職先が決まって,そこが修士卒を要件にしてたら研究をせざるを得なくなって消極的ながらもやれるんじゃないの?という話をされた。 就活の結果学部卒でもいいとなったら辞める理由にもなり得るしこれは良い考えかもしれない。

相談して得られた答えのほとんどは少しは自分で考えたことのあったもので,期待していたような新しい考え方が得られるという感じではなかった *2 が,人に話すことで少しだけ自分の考えが整理できたような感じがする。 あと話していない事実や考えについて,ほかの内容とかから推察してこういうことなのでは?みたいな感じで引き出してくれるのはさすがにプロだなと思った。

*1:嘘をついているわけではなく,ある事実を公開するかどうかを主にその情報を出す必要があるかどうかを基準に選択している

*2:これは明らかに僕の期待が高すぎ